2回目デートに繋がらない原因は別れ際?初デート後のラスト30秒の最適解

デートする男女

婚活での初デートはそれなりに会話もできて、雰囲気も悪くなかった。それなのに、なぜか2回目のデートに繋がらない——そんな経験をしたことはありませんか。私自身、婚活をしていた頃に何度か同じ失敗を繰り返し、問題は別れ際の対応にあったのではないかと気づいたのです。

この記事では、2回目デートに繋がらなかった頃の私自身の失敗体験をもとに、なぜ「別れ際の30秒」が重要なのか、そして好印象を残すために意識すべきポイントを具体的に解説します。「なぜ次がないのかわからない」と感じている人は、ぜひ参考にしてください。

初デートの評価は「別れたあと」に決まる

初デートの印象は、会話が盛り上がったかどうかや、沈黙がなかったかといったその場の出来事で決まると思われがちです。しかし実際には、デート中よりも、別れたあとの時間で評価が固まることが多くあります。

人は出来事を振り返るとき、特に印象に残りやすいのは「最後にどんな気持ちで終わったか」という点です。これは、デートに限らず、仕事や人間関係でも共通する傾向といえます。

初デートが終わったあと、相手は帰り道やその日の夜に、自然と今日の出来事を振り返ります。「話しやすい人だったな」「悪くはなかったけれど、次はどうだろう」といった気持ちは、このタイミングで形になっていきます。つまり、デートの最中に感じていた印象よりも、別れ際の余韻が、その後の判断材料になるのです。

2回目に繋がらなかった頃の私がやっていた別れ際

今でこそ「別れ際が大切」と言えますが、婚活を始めた頃の私は、その重要性にまったく気づいていませんでした。初デート中はそれなりに会話もでき、「今日は悪くなかったかも」と感じていたのに、なぜか次の約束に繋がらない時期が続いていたのです。

当時は、「会話が盛り上がらなかったのかもしれない」「もっと気の利いたことを言うべきだったのかな」と、デート中のやり取りばかりを反省していました。しかし振り返ってみると、問題はデートの内容そのものではなく、別れ際の対応にありました。

大きな失敗をした自覚がなかった分、楽しかったという気持ちを言葉にすることもなく、「今日はありがとうございました」と無難に挨拶をして、そのまま別れていたのです。内心では「話しやすい人だな」「もう一度会ってもいいかも」と思っていても、その気持ちは相手に何も伝わっていませんでした。

また、別れ際によく使っていたのが、「また連絡しますね」という曖昧な言葉です。空気を壊したくなくて選んだ表現でしたが、結果的には本音をぼかしてしまい、「社交辞令だったのかな」と受け取られても仕方のない終わり方だったと思います。

さらに、好意を出すのが怖く、別れ際ほど淡々とした態度を取ってしまっていた時期もありました。重いと思われたくない一心でしたが、相手の目には「あまり楽しくなかったのかもしれない」と映っていたはずです。

こうして振り返ると、当時の別れ際に共通していたのは、気持ちが何も伝わらないまま終わっていたという点でした。

別れ際30秒で意識すべき3つのポイント

別れ際を意識するようになってから、2回目のデートに繋がることが少しずつ増えました。別れ際の30秒で、相手が次回のデートを前向きに考えられる材料を残す方法をお伝えしますね。

感想は短く具体的に伝える

思い切って、「今日は楽しかったです」と一言添えるようにしただけで、相手の反応が明らかに変わりました。特に効果があったのは、漠然とした感想ではなく、

・「〇〇の話ができて楽しかったです」
・「落ち着いて話せて、すごく話しやすかったです」

と、具体的に一つだけ挙げることです。こう伝えると、多くの場合、相手も「こちらこそ」「そう言ってもらえて嬉しいです」と返してくれます。別れ際に笑顔が増え、空気がやわらぐのを実感しました。

相手の行動や雰囲気に触れる

次に意識したのは、相手そのものではなく、相手の行動や雰囲気に触れることです。「優しいですね」「素敵ですね」といった評価ではなく、感じたことをそのまま言葉にしました。

たとえば、

・「話をちゃんと聞いてくれるのがうれしかったです」
・「落ち着いた雰囲気で、安心して話せました」

このような伝え方に変えてから、相手が少し照れたように笑ってくれることが増えたのです。褒められているのに重くならず、相手も構えずに受け取れるのだと感じました。

次の約束を確定させず、余白を残す

以前は、「次どうしますか?」と別れ際に詰めてしまうか、逆に何も触れずに終わるかのどちらかでした。そこで、「また機会があれば」ではなく、期待だけを残す言い方に変えてみました。

例として、

・「またタイミングが合えば、ゆっくりお話ししたいですね」
・「今日みたいに、またお茶できたらうれしいです」

すると、相手からその場で「そうですね」と前向きな反応が返ってきたり、後からメッセージで「今日はありがとうございました。またぜひ」と連絡が来ることが増えました。別れ際に結論を出さなくても、余韻が残っていれば、次に繋がるきっかけは十分作れますよ。

そのまま使える別れ際フレーズ例

別れ際の言葉は、気の利いたことを言う必要はありません。「今日のデートをどう受け取ったか」と「次に対してどんな温度感なのか」を、相手にきちんと伝えましょう。実際に使いやすく、相手のタイプや自分の気持ちに合わせて選べるフレーズを紹介します。

無難に好印象を残したい場合

初対面でまだ距離感が近づいていないものの、好印象を残したいときに使える言い方です。

・「今日はお話しできて楽しかったです。ありがとうございました」
・「落ち着いて話せて、いい時間でした」

このように短く感想を伝えると、「悪い印象ではなかった」というサインを自然に残せますよ。

相手が様子見タイプに見える場合

相手が慎重そうだったり、気持ちをあまり表に出さないタイプだと感じたときは、こちらから踏み込みすぎないことが大切です。その代わり、「今日の時間をどう受け取ったか」だけを伝える言い方が効果的でした。

たとえば、次のようなフレーズです。

・「今日お話ししてみて、〇〇さんの考え方が少し分かってよかったです」
・「一度お会いできて、安心して話せる方だなと感じました」

これらは次の約束を直接示さなくても、相手に「悪い印象ではなかった」「もう少し知ってもいいかも」という余韻を残せます。後から「またお話しできたら嬉しいです」といったメッセージが届くことが多いですよ。慎重なタイプほど、時間を置いて前向きな反応を返してくれると感じました。

自分もまだ判断中の場合

「悪くはなかったけれど、もう少し様子を見たい」というときは、期待を持たせすぎず、でも冷たくならない言い方が向いています。

・「今日はありがとうございました。少し考えてみますね」
・「またお話しできる機会があれば、よろしくお願いします」

このように伝えると、相手も無理に踏み込まず、落ち着いたやり取りで終われます。実際、後から「ゆっくり考えてくださいね」といった配慮あるメッセージが来ることもあり、関係をこじらせずに済みました。

別れ際を頑張らなくていいケースもある

ここまで別れ際の大切さについてお伝えしてきましたが、デート中に違和感を覚えたときや、相手に合わせようとして無理をしていると感じたときは、別れ際に次を期待させる必要はありません。確かな違和感があったにもかかわらず2回目のデートをしてしまうと、結果的にあなただけが疲弊してしまうことがあるからです。

たとえば、会話のテンポや価値観に引っかかるものを感じていたのに、「ここで終わらせるのはもったいないかも」「もう一度会えば変わるかもしれない」と自分に言い聞かせて次の約束をしてしまったケースです。2回目のデートでは、さらに相手に合わせようと気を遣い、帰り道にはどっと疲れてしまった…そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

婚活では、「次に繋げること」自体が目的になってしまうと、自分の本音を後回しにしてしまいがちです。心からまた会いたいと思える相手にだけ頑張ることが、よい出会いに向けて自分のエネルギーを守る行動ですよ。

なお、頑張らなくていい相手を見極める視点については「婚活中に運命の人を見分けるには?特徴を知って幸せな結婚へ」の記事でも詳しくまとめています。

まとめ

2回目のデートに繋がらない原因は、必ずしも会話の内容や相性にあるとは限りません。初デートの印象は、デート中よりも、別れ際のほんの30秒でどう終わったかによって大きく左右されます。

楽しかった気持ちを短く具体的に伝えること、相手の行動や雰囲気に触れること、そして無理に次を確定させず余白を残すこと。この3つを意識するだけで、相手が次のデートを前向きに振り返りやすくなります。まずはデートを楽しみ、最後の別れ際だけ少し意識してみてくださいね。